come alive〜既婚Gの雑記帳〜

横浜在住40代既婚ゲイのひとりごとです。

アサインとエスコート。

プレミアムな金曜日、

メンバーが既婚者だけの飲み会に参加しました。

 

僕の勤め先は元々「飲み会」が少ないこともあり、 

音楽サークルの演奏会後の打ち上げ等、

これまでは何かしらの

「イベント」が付随していないと

僕はお酒の席へ積極的に参加をして来ませんでした。

 

それがここ数ヶ月は色々なご縁があり、

お酒の席に出向く事が多くなりました。

 

普段は決まった日時に

用意して頂いた場所へ伺い、

美味しいものを食べてたくさん呑んで

幸せいっぱいに帰る、という流れでしたが

 

今回は初めて友達をひとり、呼びました。

 

「既婚パパ会」に興味がある

という友達は何人か居るのですが

そういった集いが頻繁にあるわけでもなく、

それに加えて予定が合わなかったり

そういった趣向の集まりに実際に出向く気はない、

という方も居たりと

中々声掛けには至りませんでした。

 

今回、声を掛けた彼は

別の方が主催する「パパ会」にも誘った人でした。

 

当初はそちらの集いの予定もあったのですが、

諸事情で流れてしまい、 次の予定も立っておらず。

 

残念、折角誘ったのに…

彼にも楽しんでもらえる集まりはないかな…

 

そう、思っていたときに金曜の集いがありました。

 

その日の主催者さんに承諾を頂いて、

その旨彼へ打診すると、「参加します!」と。

 

急遽、仕事が押してしまったらしく、

開始からはかなり時間が経ってしまいましたが

 

彼は会場に到着しました。 

 

その日の「パパ会」メンバーの皆さんが

とても気さくで明るい方ばかりだから、

彼は到着するなり

あっと言う間に真ん中の席に通され、

メンバー全員に捏ねくり回されていました(笑)

 

色んなメンバーから質問攻めにあいながらも

お酒で顔を赤らめて楽しそうにしている彼を見て、

本当に嬉しかった。

 

帰路も決して近くではないのに

足を運んでくれた彼へ、

「パパ会」の主催者さんや

参加していた全てのメンバーの皆さんへ、

 

感謝の気持ちでいっぱいでした。

 

まあ、そのあとは

脱がせ合い触り合いがおっ始まりやがりましたが。

 

(笑)

 

演奏会開催前、

人数が不足しているパートがあると

外部からエキストラを呼んで数を合わせます。

 

その「アサイン」もタイミングや

お願いする人との「波長」が合わないと

様々な問題が起きます。

 

「◯◯さんは声掛けされたのに

   自分は誘われなかった」

とか

「××さんは後から繋がった人なのに

    アサインされていた」

とか。

 

そして一番避けたいのが杜撰なエスコート。

 

声掛けをした団員が

「声を掛けたっきり」にしてしまい、

他の団員への紹介もお座なりで

エキストラを半ば放ったらかし状態にする、とか。

 

誘った団員はホーム団体だから良いでしょうが、

エキストラからすれば初めての顔に初めての場所、

多かれ少なかれ不安もあるのに。

 

エスコートするべき人が

「何処そこに何がしをしておいたので

    あとは勝手にしてください」の感覚、

 

これではアサインもエスコートも

まるでなっていません。  

 

僕も過去に他の団体のエキストラで

同じように「放置」されたり、

飲み会の席でも

「放ったらかし」にされた事があります。

 

ホントにね、当事者にはキツいんですよ、

あの空気…

 

僕は今回の「パパ会」の声掛けに相当、迷いました。

 

彼はそういった集まりが苦手ではないか、

その集いの「乗り」が彼に合わなかったり、

退屈をさせてしまわないか。

 

馴染んでくれるだろうか。

 

この後にまた集まりがあったら

彼は来てくれるだろうか。

 

彼が場に「合わせられる」か、ではなく

「断り切れなくさせてしまった」のではないか。

 

誘った責任を感じていました。

 

彼が会場入りした際は僕も顔を出して

主催者さんに紹介しましたが、

その後は

他のメンバーに囲まれて楽しそうにしている彼を、

僕は離れた席で心配しながら見ていました。

 

どうやら僕の心配は取り越し苦労だった様です。

 

お開きになるまで会場に居た彼、

連絡先の交換や、新しい繋がりも得た様です。

 

「じゃあ、今日はそう言う事で、さようなら」

とその場限りでお終いにしてしまわない

次へと繋がる出逢いって、本当に素敵です。

 

嬉しかった。

そして心から「ありがとう」で溢れました。

 

主催の方もアサインが丁寧なのはもちろん、

参加したメンバー皆さんのエスコートの

スマートさが笑顔を呼ぶのでしょうね。

 

僕もたくさん、見習います。

そしてたくさん、飲みます(笑)

 

追伸:

いつも貸切で会場を提供してくださる

お店のマスター。

独身時代の僕を知っている

一緒の舞台にも何度も立った音楽繋がりです…

 

tak.

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