come alive〜既婚Gの雑記帳〜

横浜在住40代既婚ゲイのひとりごとです。

浮気、不倫。

-----以下ひとりごと-----

 

アフターケアが杜撰だから

そういうことになるのよ。

今日までの自分の言動をよく考えなさい。

全然行き届いてないわよ!

 

-----以上ひとりごと-----

 

芸能人同士の不倫が騒動になっていますね。

 

ちょっと気になるのは「浮気」と「不倫」の違い。

その境目、というか違いは何でしょうか。

 

4WD車の後部座席で済ませるのは「浮気」?

3年間「付き合う」のは「不倫」?

 

既婚ゲイにも、「相方あり」とか

「パートナーあり」、という人がいます。

 

中には

結婚記念日の数日後に「相方と◯周年!」等、

本来「秘め事」にするべきことを

吠え散らかしていらっしゃる人も御見かけしますが

 

それは「付き合おう」と「話し合い」をして

お互いに「同意した」のを境にして

「相方」と呼ぶ仲になるのでしょうか。

 

それって「約束」?「契約」?

気持ちの問題?

 

そうなると「浮気」ではなくて

「不倫」になるのですかね。

 

そんなに軽いものではない!

もっと深く繋がり合った関係だ!

とか言っちゃいますかね。

 

う〜ん………

 

自分(たち)のことばっっっかり………

 

あんまり明け透けなのは「有り難み」といいますか、

それが微塵もなくなりますし、

「気になる」よりも「気に障る」し

ちっとも面白くないので

あっちへ行っていてください。(笑)

 

そういう僕には

婚約中に好きになってしまった人がいました。

 

当時、大学を卒業したばかりで

フリーターをしていた彼と知り合ったのは

音楽サークルでした。

 

どちらかが先に気になり始めたのではなく、

同時に惹かれあいました。

 

どうしようもなく、好きでした。

 

でも、数ヶ月後には結婚をする僕。

それを伏せて彼と付き合おうと思っていましたが、

 

このままでは彼の「これから」を

駄目にしてしまう、

損得勘定の話ではないけれど

このままだとお互いが「損をする」、と思い

彼と話し合う場を設けました。

 

今、思うと我ながら「自分のこと」ばかり…

 

「もうすぐ結婚する人が居る」

 

僕はそう、切り出しました。

 

黙っていようと思っていた事、

それでも「彼と付き合いたい」と思っている事、

すべてを話しました。

 

長い沈黙と彼の涙。

「終わってしまった」と、僕は思いました。

 

でも彼は涙ながらに

「別れたくない、大切にしたい」と

付き合うことを決めてくれました。

 

嬉しかった。

辛いことも一緒に乗り越えよう、

そう、思いました。

 

でも、

 

やはり上手くはいかなかった。

 

ちょっとした事で喧嘩が始まると、

いつも本題から逸れて

僕の結婚の話題へ飛び火します。

 

「takさんの結婚式の日、

   俺は何処で何をしてればいいの?」

「子供だって作るんでしょ?」

 

返す刀で僕も極論を言ってしまいます

 

「じゃあ、結婚破棄すればいい?」

 

接点が見出せずにいました。

それでも、「別れる」とは言えず。

 

どうしようもなく、好きだったから。

 

いや抑、

「辛いことも乗り越える」とは、

何が「辛い」というのか。

 

「好きだ」という気持ちに誤魔化されて

本当は彼との今の状況が「辛い」のではないか。

 

見ないフリをしているだけではないか。

 

問題が続き、彼とは別れました。

 

風の噂では

今では彼はしっかりと自立して

元気に暮らしているらしい、です。

 

僕と同じく、結婚したらしい、とも。

 

あの頃に比べたら

今では既婚ゲイが声を発することが出来る、

という意味での「風通し」は良くなったと思い

ます。

 

でも結局、

配偶者以外と何かしらの「関係」をもったら

何をどう言おうと

「浮気」であり、「不倫」になります。

 

「嫁もレズで不倫しちゃえばいいのに」、

なんて冗談を言う既婚ゲイもいますが

 

あながち冗談でもない、かも知れません。

 

まあ、「既婚ゲイ」ということ自体が

「冗談じゃない!」ことなのですけど、ね。

 

これから先、僕にもまた

あの頃のような人との出逢いが

あるかも知れま

せん。

 

「既婚だけど相方あり」に眉をひそめているクセに

自分が同じ立場になったら

「惚気るくらい許してよ!」と

あっさり化けてしまったり。

 

子供たちが成長して自立して、

お嫁さんを見つけて家庭をもって、

僕は妻とふたりに戻って…

 

見えているようで見えない、これからの人生。

 

この先ずっと

「見せてはならない」ことは決して見せずに

生きていくのが一番なのか。

 

答えはきっと、出ないでしょう。

兎に角、毎日を精一杯生きるのみ、ですね。

 

無駄なことなんてひとつもない、と

すべてを糧にして。

 

あ、因みに僕は

4WDの方が「燃え」ますが

それが何か?

 

カーセッ…♡

 

tak.

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