come alive〜既婚Gの雑記帳〜

横浜在住40代既婚ゲイのひとりごとです。

家族と、背徳感と。【R18+】

「じゃ、た◯ちゃん、いつもンとこで待ってるね!」

 

僕のことを、こう呼ぶ人。

いつもの所まで車で迎えに来てくれる人。

 

頻繁に逢えることがない彼。

互いの仕事と家庭の合間のわずかな時間に逢う彼も

僕と同じ既婚者です。

 

目的地までの車中では

近況を話して笑いあったり、驚いたり。

 

ずっと手は繋いだまま…

 

そして部屋でふたりきりになると、

非日常の時間を確かめ合う様に

強く抱き合う。

 

身長185cmの彼。

唇を重ねるときは、彼が前屈みなる。

 

軽いキスから、深いキスへ。

唇を密着させて

互いの舌を唾液と共にゆっくり、絡め合う。

 

隙間から溢れた唾液を舌で掬い上げ、

そのまま僕の耳や首筋に舌を這わせる彼。

 

そして彼は僕の口を指で優しく開けて、

上から唾液を垂らす。

 

唇を再び重ねるとクチュ、と音がして

少し唇を離すと、唾液が糸を引く。

 

互いの尻を鷲掴みにして

スラックス越しに隆起した部分を

何度も擦り合わせながら深い、キス。

 

彼はキスをしている間も

少しだけ目を開けています。

 

そして唇が離れると、にっこり微笑みます。

 

僕も、嬉しい。

 

既婚同士なのに…

 

ベッドになだれ込んで服を脱がせ合い、

パンツだけになって再び、抱き合う。

 

ふたりの体温。

彼の肉体が僕のカラダに直に重なる。

彼の匂い。

 

彼の舌が僕の首筋から乳首へと這う。

 

唾液で滑りを増した彼の舌が

僕の乳首を優しく舐めあげる。

 

思わず繋いだ手に力が入る。

感じている僕に応える様に

強く手を握り返す彼。

 

互いにわかる、左薬指の感触…

 

ふたりのパンツは溢れ出した蜜が

滲み出して濡れており、

張り詰めたオスの性器が

破けそうなくらいに布を押し上げている。

 

そして、パンツから

熱く硬くなった性器と

子種のたくさん詰まった陰嚢を出し、重ね合う。

 

ふたりの陰毛が絡み合い、

温かいタマを重ねて擦り合わせる度に

亀頭の割れ目から更に蜜が溢れ出す。

 

子供をつくった、ふたりの勃起した性器。

 

彼の丸くて硬い尻を

パンツの隙間から手を入れて掴み、

更に下腹部を押し付ける僕。

 

にっこり微笑んでいた彼の眼が、

オスの眼へと変わってゆく。

 

互いにパンツを脱ぎ、全裸へ。

 

既婚の男同士が

男の肉体を求め合う姿…

 

彼は僕の脈打つ膨張を口に含み、

根本まで飲み込む。

そして内股の窪みも、タマも、

オスの敏感な部分全てを、舐め尽くす。

 

唾液でぬめぬめになった僕の性器。

続いて彼は僕の腰を持ち上げ、

大きくM字に開脚させた。

 

僕の恥ずかしい「うしろの割れ目」が

露わにされた。

 

彼はその割れ目に唇をぴったりと当てがい

舌先を割れ目の奥へ挿れて、吸い上げる。

 

女を墜とすやり方だ。

 

快楽で僕が身を捩らせると

彼は僕の両腿のうしろを手でガッチリと押さえ、

更に吸い上げる。

 

息が出来ない。

彼の無精髭のチクチクした感触と、

「そこ」を舐められ、吸われている快感。

 

「しゃぶりたい…」

 

堪らなくなった僕が彼に言うと、69へ。

 

目の前にある、彼の性器。

カリの張った、黒ずんだオスの勃起。

周りに生茂るたっぷりの陰毛。

 

ふくよかな陰嚢が

重みでゆったりと内腿に垂れて横たわっている。

 

僕が彼の勃起を根本まで咥えると

彼は下腹部を僕の顔に押し付け、

亀頭を更に喉の奥へと送り込む。

 

僕の頭は彼の太い両腿に挟まれ、

彼の柔らかいタマが僕の鼻を塞ぎ

豊かに生えた陰毛が顎をくすぐる。

 

僕が陰嚢を口に含み

タマを舌で転がしながら吸い上げると

彼の脚が更に強く僕を挟み込む。

 

「んん…」

 

僕の割れ目を舐め上げながら時折、

低い喘ぎ声をあげる彼。

 

続けて彼は僕の割れ目に指を挿れ、

解し始めた。

膣の感度を確かめて、

奥で小刻みに指を震わせる。

 

「挿れていい?」

「うん…欲しい」

 

彼の膨張がピクン、ピクンと脈打ち

僕のナカを狙っている。

 

彼は僕の割れ目に

蜜が溢れる亀頭を何度も擦り付け、

そしてゆっくりと、亀頭で割れ目を広げる。

 

ぷちゅん、といやらしい音がして

割れ目が亀頭を咥え込むと、

そのまま根本まで勃起を膣へ押し込む彼。

 

既婚の男同士が、性器で繋がった。

 

しばらく動かずに

そのまま抱き合いながら、キス。

 

熱く、硬い彼の性器が

僕のナカで脈打っている。

早くなる鼓動。

キスが更に深くなる。

 

すっかり彼のカタチを覚えた僕の膣。

それを確かめると彼はゆっくりと、

勃起の抽送を始める。

 

カリ首が僕の膣肉に擦り付けられ、

ペタペタとタマが打ち付けられる。

 

部屋中に響く

パンパンといやらしい音。

 

僕が喘ぎ声をあげると、

彼は僕の口を手で塞いだ。

 

オスの眼で僕を見つめ

勃起の抽送を続ける彼。

 

「ああ…」

 

少し開いた彼の口から溢れる

快楽の声。

 

駄目だ、堕ちる…

 

彼のカラダにしがみ付くと、

彼は下腹部を密着させて

ナカでいっぱいに膨張した性器で

僕の膣肉を捏ねる。

 

そして僕が上になると

彼は更に下から勃起で僕の膣の一番奥を

突き上げる。

 

堪らなくなった僕が崩れ落ちて

彼の胸に顔を埋めると、

彼は僕の背中と腰を腕でしっかりと抱き込み、

腰を持ち上げて更に性器を奥へと送り込む。

 

ひとつになっている。

堪らない…

 

「どうやってイきたい?」

「顔、見ながらがいい…」

 

正常位に戻ると、

彼は再び、微笑む。

 

互いに見つめあい

チャッ、チャッ

と粘膜が絡み合う音を立てながらの

性器の抽送が続く。

 

そして、彼の顔が快楽で歪みはじめる。

背中を丸めて僕を更に強く抱きしめる彼。

 

「ああ、イきそう…いい?」

「うん、僕もイきたい!」

 

彼の下半身の打ち付けが早く、深くなり

僕の膣肉が「その時」を待ちわびる。

 

「ああ、すげえ締まる!イくよ!」

 

彼が僕の腰を持ち上げて

亀頭を一番奥に当てがったその時、

 

「…っ!!」 

 

彼はビクン、ビクンと

大きなカラダを痙攣させながら

密着させた下腹部を更に押し当てる。

 

僕のナカで最高潮に硬くなった彼の勃起性器。

ドクン、ドクンと脈打ちながら

熱いオスの体液が、注がれる。

 

彼の射精の痙攣が

僕の割れ目に、僕の膣肉に何度も伝わる。

 

そして一緒に、僕も雄汁を何度も解き放つ。

 

ふたりとも射精のヒクつきが止まらない。

 

射精の後も

ふたりは性器で繋がったまま舌を絡め合い、

互いのカラダを抱きしめ合う。

 

そう、既婚の男同士なのに…

 

愛し合った後は

他愛もない会話をしながら入浴。

 

「た◯ちゃん!」

 

帰り際、部屋を出る直前に彼に呼び止められ、

「何?」と振り返ると、

 

キス。

 

「あ〜、また忘れてたでしょ?」

大笑いする彼。

 

いつも「ぽっ」、としてしまい、忘れます。

恥ずかしい…

 

駅まで送って頂いて、

「また、来月かな?会おうね!」

と挨拶を交わしてから、お別れ。

 

走り去る彼の車へ手を振ると

ハザードランプで応える彼。

 

右折して街中へ消える彼の車。

駅へ向かう僕。

 

それぞれの人が待つ

いつもの日常へ、帰ってゆきます。

 

とても、悪いことです。

決して許される事では、ありません。

 

でも、ほんの少し、ほんの少しの時間だけ、

許して欲しい。

 

玄関を開けて、家族の靴が並んでいるのを見ると、

たくさんの安心感、たくさんの背徳感。

 

言葉では伝えきれないこの気持ち。

色んな形で、これからも続くのでしょう。

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tak.